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いつも心を開いていろ
(父から娘に 映画:ジョーブラックをよろしく)





  まるで心が踊っていない。興奮のかけらもない。見ていても、シジューガラのつがい程の情熱もない。一度くらい恋におぼれてみろ。地に足がつかない思いで歓喜の歌を歌い、踊り出してみろ。目もくらむほどの幸せをしれ。いつも心を開いていろ。
  愛は情熱だ。妄想だ。なしでは生きられない。それが本当の愛だ。死ぬ程相手を好きになって、相手も同じ程愛してくれる。そういう人と会うには、考えずに心の声を聞くのだ。まだおまえには聞こえない。
  愛する人がいなければ、人生を生きる意味などない。冒険をおかし、恋におちる事がなければ、それは生きていないのと同じだ。
  そういう恋をみつける努力をしなければ、生きる意味などない。
  心を開いていれば、いつか稲妻にうたれる。