赤ちゃんがほしい-不妊クリニックの上手なかかりかた
(H17年7月9日)
Q:29才で結婚3年目です。そろそろ赤ちゃんがほしいのですが、不妊クリニックの上手なかかりかたを教えてください。

A:不妊を病気として考えるかどうか微妙なところですが、一般的には、結婚後2年たっても妊娠しない場合に、不妊クリニックの受診をすすめています。クリニックの選択にあたっては、経腟超音波(卵胞のチェック)やホルモン検査など最小限必要な設備が整っていることも必要ですが、なんといっても、気安く通院できるかどうかがポイントです。以前は、体外受精なども北九州や大阪までいかないといけませんでしたが、現在では、広島市内にも、それらの施設にまけない成績の不妊クリニックも多くできました。体外受精のレベルでない不妊療法では、夫の精液検査や妻の不妊検査は、普通の産婦人科クリニックでもできます。基礎体温を中心として、排卵がなければ排卵誘発剤、排卵があれば、排卵期を超音波の卵胞チェック、頚管粘液の羊歯状結晶、尿などの黄体化ホルモンチェックなどを測定するタイミング法を行い、なかなか妊娠しない場合、人工授精や体外受精を考慮します。体外受精の成功率も100%でないので、費用や成功率、通院可能かどうかなど、十分に説明を受けて納得されることが必要です。

(緑井レディースクリニック院長 : 林谷誠治)