生理痛の度合いでピルや漢方服用(H19年7月20日)
Q:生理痛を何とかしたいです。どうしたら軽減されますか。(22歳)

A:生理痛は月経困難症ともいわれているように生理時におこる子宮内膜の剥離流出障害が主な原因です。出産すると子宮口が広がる ために、生理痛が軽減される事が多いです。生理痛とともに一番問題となるのは、将来子宮内膜症の発生頻度が高まることです。 薬物療法として、一番効果があるのはピルの服用で、ピルによって排卵を抑制すると子宮内膜が増殖期から分泌期に変化しないため 子宮内膜全体の量が減少し、生理痛も軽減されます。軽度の子宮内膜症の治療や予防としてピルは有効です。 桂枝伏苓丸などの漢方薬はチョコレート嚢腫や腺筋症などの進行した子宮内膜症に伴う生理痛には無効ですが、軽度の場合には有効の場合があり、 ピルの服用に抵抗感がある方には有用です。

(緑井レディースクリニック院長 : 林谷誠治)