１） 妊娠初診時の検査
・妊娠反応（尿）：月経が遅れる頃より陽性
・経腟超音波検査（内診室）：
　妊娠５Ｗ頃より子宮内に胎嚢出現、子宮外
　妊娠の否定
・細胞診検査（子宮腟部）：出血性腟部糜爛と
　流産の鑑別

２） ２回目の検査
・経腟超音波検査（内診室）：
　胎嚢や胎児の心拍動チェック
　稽留流産の否定（妊娠の１５％は稽留流産）
　連携病院、出産希望病院の確認
・妊娠初期検査（尿検査、血液検査）：
　無料券使用
　尿検査（尿糖、尿蛋白）
　末梢血液検査、血液型（ＡＢＯ，Ｒｈ）
　梅毒反応、Ｂ型抗原検査、Ｃ型肝炎、血糖値、
　風疹抗体価

３） ３回目の検査
・経腟超音波検査（内診室）
・成人性Ｔ細胞性白血病、エイズ検査：無料券使用

４） 妊娠１０週の検査：
・経腟超音波検査で胎児の頭臀長３ｃｍを確認し、最終月経からの予定日
　と調整、最終的な予定日決定

５） 妊娠５ヶ月（１６週）からの検査：
・子宮底、腹囲計測、尿検査（尿糖、尿蛋白）
・経腹超音波検査にて胎児・胎盤チェック
・経腟超音波検査は、子宮口（頚管長）チェック

６） 妊娠６ヶ月（２０〜２３Ｗ）の検査
・腟の細菌培養（Ｂ群溶連菌、クラミジア）

７） 妊娠７ヶ月前半（２４〜２５Ｗ）の検査：
・末梢血液検査、間接クームス検査、７ヶ月後半から胎児監視装置装着
（健康状態チェック）

８） 妊娠３０Ｗの検査：末梢血液検査

９） 妊娠９ヶ月前半（妊娠３２〜３３Ｗ）の検査：
腟の細菌培養（Ｂ群溶連菌、クラミジア）
　　　 →　以後は、出産病院に紹介