細胞診検査の御案内
細胞診検査ってなに?

採取した細胞を染色して顕微鏡を用い、悪性細胞(主にがん細胞あるいはがんを疑う細胞)の有無を調べる検査です。

誰が検査しているの?

婦人科医,細胞診指導医,細胞検査士が協力して検査をしています。

細胞診指導医ってどんなお医者さん?


日本臨床細胞学会という学会認定資格をもった専門の医師です。
4年毎の更新が必要で、学会出席などが義務付けられています。
当院では広島市医師会臨床検査センターより広島大学産婦人科教室の指導医に診断を依頼しています。

細胞検査士ってどんな仕事をする人?

日本臨床細胞学会という学会認定資格をもった検査技師です。
4年毎の更新が必要で、学会出席などが義務付けられています。

どんなふうに検査しているの?


当院では広島市医師会臨床検査センターに検査を委託しています。 
  標本の作製 → 細胞検査士が受付,染色,等を行います。 
  細胞の検索 → 細胞検査士が悪性を疑う細胞を見つけ出します。
              悪性を疑う細胞が見られない場合は細胞検査士が
              陰性の最終判定をします。
  細胞の確認 → 悪性を疑う細胞が見られた場合、細胞診指導医が
              最終診断をします。

細胞診の判定ってどんなになってるの?

T〜Xまでの5段階で判定しています。
  T〜Uは悪性を疑う細胞が見られないと判定します(細胞検査士)
  V〜Xは悪性を疑う細胞が見られる場合の判定です(細胞診指導医)

尚、判定結果の詳細については婦人科医にお尋ねください。